若者の車離れの原因やその影響

若者の車離れが話題となって久しいですが、現状でもその傾向は続いています。
車離れの原因には様々なものがありますが、まず経済的理由があります。
所得の減少だけでなく、自動車取得税・車検といった費用もかかるため、自転車や原付バイク、レンタカー、カーシェアリングなどを利用する若者が増えています。
また、ライフスタイルの変化や公共交通機関の発達などにより、車を持つ必要性がなくなりつつあることも大きな原因です。
そしてスマートフォンやパソコン、ゲーム機、自転車など、人々の興味の対象が多様化していることも一因として考えられます。

様々な原因によって生じた若者の車離れですが、自動車業界以外にも影響を及ぼしてます。
その一例として、不動産業界が挙げられます。
車を持たなければ駐車場を借りる必要もないため、駐車場の利用者は減少します。
その結果、空き地を駐車場として活用する人も減っていき、不動産価格の下落にもつながります。

また、マンション経営にも影響を及ぼしています。
マンションと車離れは関係がないように思えますが、マンションにも駐車場はあります。
そしてマンション内の駐車場使用料は、管理組合にとって大きな収入となっています。
車離れが進めば駐車場の利用者も減っていくため、管理組合の収支が悪化していきます。
管理組合の財政悪化は住民へのサービス低下だけでなく、管理組合の存続自体にも関係してきます。
このように若者の車離れは、他の業界にも影響を及ぼし始めています。